糖尿病外来(土曜・日曜・祝日も診療)

糖尿病とは

糖尿病は、血液中の糖の量(血糖値)が慢性的に高くなる病気です。
インスリンというホルモンの働きが低下する、もしくはインスリンが効きにくくなる(インスリン抵抗性)ことで、糖の代謝がうまくいかず、血糖値が高い状態が続くというのが糖尿病の病態です。
糖尿病の初期段階では自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行し、放置すると動脈硬化や腎機能障害、視力低下などの合併症を引き起こすこともあります。
糖尿病には主に1型糖尿病と2型糖尿病があり、特に2型糖尿病は生活習慣が大きく関係しているため、適切な治療と生活習慣の改善によって、血糖値をコントロールすることが重要です。
薬院天神南さくらクリニックは、福岡市中央区、薬院エリア周辺のかかりつけ医として、地域の皆様の健康を支えてまいります。
健康診断で血糖を指摘された、口が乾きやすい、尿の回数が多いなど、気になる症状がある方は、どうぞお早めに受診していただきますようお願いいたします。当院は土曜・日曜・祝日も診療しています。
糖尿病の原因
糖尿病は、インスリンの分泌量が減少する、またはインスリンの働きが悪くなることで、慢性的に血糖値が高くなる病気です。
糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病があり、糖尿病の種類によって原因は異なります。
1型糖尿病
1型糖尿病は、自己免疫の異常によって、膵臓のインスリンを分泌する細胞が破壊されることで発症します。
小児や若年層で発症することも多く、インスリン治療(注射薬)が必要になる場合もあります。
2型糖尿病
2型糖尿病は、遺伝的要因に加え、生活習慣の乱れが発症の主な原因となるため、生活習慣病のひとつとして知られています。
過食や運動不足、肥満、ストレスなどが影響し、インスリンの働きが低下したり、インスリンが効きにくくなることで、血糖値が上昇します。
糖尿病の主な症状
糖尿病は初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。
しかし、血糖値の上昇が続くことで、以下のような症状が現れることがあります。
- 喉が渇きやすくなる
- 水をたくさん飲むようになる
- 尿の回数が増える(多尿)
- 体重が減少する
- 疲れやすく、倦怠感が続く
- 目がかすむ
- 手足のしびれや感覚の異常
これらの症状が現れた場合、糖尿病が進行している可能性があるため、早めの受診が重要です。
たとえ症状がない状態であっても、健康診断で血糖値を指摘されたという方は、早めの対策が必要になります。
診断と検査
糖尿病の診断には、血液検査や尿検査を行います。
- 空腹時血糖値
- HbA1c(ヘモグロビンA1c)
- 尿糖検査
ヘモグロビンA1c(HbA1c)は、過去1~2ヶ月間の平均的な血糖状態を反映した数値であり、糖尿病診断の重要な検査指標となります。
糖尿病の治療

糖尿病の治療は、血糖値を適切にコントロールし、合併症を防ぐことが目的です。
食事療法や運動療法、薬物療法などを総合的に組み合わせて、最適な治療を実施していきます。
食事療法では、食事のバランスを整え、血糖値の急激な上昇を防ぐ必要があります。
炭水化物の摂取を適切に調整する、野菜や食物繊維を多く摂取する、糖分の多い食品や飲料を控えるなど、食生活を改善することが大切です。
また、運動には血糖値を下げる効果があり、糖尿病の予防や改善に効果的です。
患者様の状態に応じて適切な治療法を選択し、定期的な血糖値のモニタリングを行いながら、最適な治療を継続していくことが重要です。
糖尿病の合併症
糖尿病を放置すると、血管や神経に障害を与え、深刻な合併症を引き起こす可能性があります。
糖尿病の3大合併症として、以下の3つが知られています。
- 糖尿病性網膜症(視力低下、失明のリスク)
- 糖尿病性腎症(腎機能が低下し、最悪の場合透析が必要になる)
- 糖尿病性神経障害(手足のしびれ、感覚異常、壊疽のリスク)
早期発見と適切な治療によって、これらの合併症を防ぐことが重要になります。
糖尿病が気になる方は薬院天神南さくらクリニックへ

糖尿病は、適切な治療と生活習慣の改善によって、血糖値をコントロールすることが重要な疾患です。
薬院天神南さくらクリニックでは、生活習慣病の予防のため、早期発見・早期治療に力を入れています。
福岡市中央区、薬院エリア周辺で、健康診断で異常を指摘された方、血糖値が気になる方、肥満やメタボリックシンドロームに心当たりがある方は、どうぞお早めに薬院天神南さくらクリニックまでご相談ください。
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