高血圧(土曜・日曜・祝日も診療)

高血圧とは

高血圧とは、安静にしている状態でも血圧が慢性的(長期間継続的)に高い状態を指します。
そもそも血圧とは、心臓が血液を送り出す際に血管にかかる圧力のことです。
この圧力が常に高い状態になると、血管に負担がかかり、動脈硬化や血管の障害が進行しやすくなります。
一時的に血圧が高いことが問題なのではなく、血圧が高い状態が長期間継続することで、徐々に血管にダメージを受けるというのが高血圧の病態です。
また、高血圧は自覚症状がほとんどないため、「サイレントキラー」とも呼ばれており、気づかないうちに心臓や脳、腎臓などに大きな負担をかけ、心筋梗塞や脳卒中、腎不全などの重大な疾患を引き起こすリスクが高くなります。
薬院天神南さくらクリニックは、福岡市中央区、薬院エリア周辺のかかりつけ医として、地域の皆様の健康を支えてまいります。
定期的な血圧測定と的確な診断を行い、患者様お一人おひとりの状態に応じた治療や生活指導を丁寧に行っています。
気になる症状があるという方、健康診断で受診を勧められたという方は、どうぞお早めに受診していただきますようお願いいたします。当院は土曜・日曜・祝日も診療しています。
高血圧の原因
高血圧の多くは「本態性高血圧」と呼ばれ、明確な原因が特定されないものの、生活習慣が大きく関係することで、日常的に血圧が高い状態が続いてしまうという状態になります。
特に、以下のような生活習慣が、高血圧の要因になると考えられています。
それぞれの原因が複雑に影響し合うことで、結果的に高血圧になるという場合が多く、食事や運動、ストレスの緩和など、総合的な生活習慣の改善が必要になります。
- 塩分の摂りすぎ
- 肥満
- 過度なアルコール摂取
- 運動不足
- 喫煙
- ストレス
- 睡眠不足
一方、腎臓やホルモンの病気など、明確な原因があるものを「二次性高血圧」といいます。
何らかの疾患によって高血圧を発症している場合、原因疾患への対応が重要となります。
高血圧によって起こりうる合併症
高血圧の状態が続くと、血管や臓器に負担がかかり、合併症のリスクが高まります。
高血圧そのものは自覚症状がないことが多いですが、放置すると様々な合併症が生じる可能性もありますので、早期に治療を開始することが大切です。
- 脳出血や脳梗塞(脳卒中)
- 心筋梗塞、狭心症などの心疾患
- 腎機能障害、慢性腎臓病
高血圧によって、生命に関わるような重大な疾患が引き起こされる可能性もあります。
日々の健康管理や生活習慣の改善を徹底するようにしましょう。
高血圧の治療

高血圧の治療では、生活習慣の改善を基本としながら、必要に応じて降圧薬(血圧を下げる薬)を使用するなど、トータル的にアプローチすることが重要です。
生活習慣の改善
- 塩分を控えた食事(1日6g未満が目安)
- バランスの取れた食事(野菜・魚中心)
- 適度な運動(ウォーキングなど)
- 節酒・禁煙
- 体重管理
- 十分な睡眠とストレスケア

生活習慣の改善が血圧治療の基本です。
薬物療法を行う前に、まずはできる限りの生活習慣の改善を行うようにしましょう。
※状況に応じて薬物療法を同時に開始する場合もあります。
薬物療法
生活習慣の改善だけで血圧のコントロールが難しい場合には、降圧薬(血圧を下げる薬)を使用します。
降圧薬にはさまざまな種類があり、患者様の体質や合併症の有無に応じて、最適な薬を選択することが重要です。
また、定期的な診察や毎日の血圧測定を通じて、必要に応じた用量調整を行うなど、患者様にあった最適な薬を使用していくことが大切です。
高血圧は薬院天神南さくらクリニックにお任せください

高血圧は、長期的に管理していく必要のある病気です。
たとえ血圧が安定していても、生活習慣が悪化したり、治療を中断(薬の飲み忘れなど)したことで、再び血圧が上昇し、重大な合併症につながることも少なくありません。
薬院天神南さくらクリニックでは、健康診断はもちろん、丁寧な問診と診察により、患者様の症状に合った、適切な検査と治療を行っております。
検査や診断、治療や生活習慣へのアドバイスも含めて、総合的に対応させていただきます。
福岡市中央区、薬院エリア周辺で、高血圧に関するお悩みがある方は、どうぞお早めに薬院天神南さくらクリニックまでご相談ください。
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