脳梗塞後の治療
脳梗塞とは

脳梗塞とは、脳の血管が詰まり、血流が途絶えることで、脳の細胞が酸素や栄養を受け取れなくなり、機能が障害される病気です。
脳梗塞は生命に関わるような疾患であるため、発症直後の救急治療や急性期治療も重要ですが、再発のリスクが高いため、継続的な治療と生活習慣の改善(慢性治療)も必要になります。
薬院天神南さくらクリニックでは、脳梗塞後の患者様の健康を維持し、脳梗塞の再発を防ぐための適切な治療を実施しております。
抗凝固薬や抗血小板薬による血栓予防、血圧や血糖値の管理、脂質異常症の治療などを通じて、患者様が安心して生活できるようサポートいたします。
薬院天神南さくらクリニックは、福岡市中央区、薬院エリア周辺のかかりつけ医として、地域の皆様の健康を支えてまいりますので、気になる症状がある方は、どうぞお早めに受診していただきますようお願いいたします。
脳梗塞再発予防のための治療

脳梗塞は、一度発症すると再発のリスクが高いため、適切な予防を行うことが重要です。
脳梗塞の予防のために行う治療が、現在の疾患(高血圧や糖尿病)の治療にも繋がりますので、ひとつひとつの疾患の管理を丁寧に実施していく必要があります。
薬物療法
抗血小板薬(血液をサラサラにする薬)
抗血小板薬は、「血液をサラサラにする薬」として知られています。
代表的なものとして、アスピリン(バイアスピリン)やクロピドグレルなどがあり、血栓の形成を抑えて血管の詰まりを予防します。
抗凝固薬(血液を固まりにくくする薬)
心房細動などによる脳梗塞リスクがある場合、ワルファリンやDOAC(直接経口抗凝固薬)と呼ばれる薬を処方する場合があります。
抗血小板薬とは違ったアプローチで血液の凝固を抑制するため、疾患や状態に応じて使い分けていきます。
降圧薬(血圧を管理する薬)
高血圧は脳梗塞の大きなリスク要因のため、適切な血圧コントロールが重要です。
カルシウム拮抗薬、ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)、ACE阻害薬、利尿薬など、患者様にあった薬を処方します。
脂質異常症の治療薬(コレステロールを下げる薬)
動脈硬化の進行を抑えるため、スタチン系薬剤などを使用する場合があります。
悪玉コレステロール(LDL)や善玉コレステロール(HDL)、中性脂肪などの管理を行うことで、脳梗塞の再発予防に繋げます。
糖尿病治療薬(血糖値をコントロールする薬)
糖尿病があると血管が傷つきやすく、脳梗塞のリスクが高まるため、血糖値の管理が必要です。
低血糖のリスクを減らしながら、しっかりと血糖値をコントロールすることが重要です。
生活習慣の改善

脳梗塞の再発を防ぐためには、生活習慣の改善が不可欠です。
薬院天神南さくらクリニックでは、患者様が無理なく健康的な生活を続けられるよう、食事や運動、禁煙、ストレス管理などの指導を行っています。
食事では、塩分や脂質を控え、野菜や魚を多く摂取することで動脈硬化の進行を抑えることが重要です。
また、適度な運動として、ウォーキングやストレッチを取り入れることで血流を改善し、血圧や血糖値のコントロールにもつながります。
過度な運動は逆に心身に負担をかけてしまう場合もありますので、基礎疾患などの状態も診ながら、適切な強度の運動を指導させていただきます。
脳梗塞後のケアは薬院天神南さくらクリニックにご相談ください

薬院天神南さくらクリニックでは、脳梗塞後の患者様がより快適な生活を送れるよう、薬物療法や生活習慣の改善指導を通じて、健康維持と再発予防をサポートしています。
福岡市中央区、薬院エリア周辺で、脳梗塞後の経過観察や再発予防についてお悩みの方は、どうぞお気軽に薬院天神南さくらクリニックへご相談ください。
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