小児科 予防接種/ワクチン(土曜・日曜・祝日も診療)

小児予防接種の重要性
予防接種(ワクチン)は、感染症の発症を防ぐために非常に重要です。
特に、小児期に受けるワクチンは、重篤な合併症を引き起こす可能性のある病気から、お子さまを守るために欠かせません。
ワクチンを適切な時期に接種することで、しっかりと免疫を獲得し、感染症のリスクを減らすことができます。
薬院天神南さくらクリニックでは、小児肺炎球菌ワクチン、日本脳炎ワクチン、MRワクチン(麻疹・風疹)、ヒブワクチン、水痘ワクチンを取り扱っております。
定期接種のスケジュールに従い、適切な時期に接種できるようにサポートいたしますので、小児ワクチンに関することは、何でもお気軽に、薬院天神南さくらクリニックまでご相談ください。当院は土曜・日曜・祝日も診療しています。
取り扱う予防接種の種類
小児肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌は、小児の肺炎や中耳炎、髄膜炎などの原因となる細菌です。
免疫力が未発達な小児にとっては、肺炎球菌によって重篤な感染症を引き起こすことがあり、場合によっては生命に関わることもあります。
小児肺炎球菌ワクチンを接種することで、重篤な疾患の発症リスクを減らすことができます。
小児肺炎球菌ワクチンの対象年齢は生後2か月からで、2か月、3か月、4か月、1歳の合計4回接種するのが基本的なスケジュールです。※初回の接種月齢・年齢によって接種間隔・回数が異なります。
肺炎球菌ワクチンを接種することで、肺炎球菌による肺炎や髄膜炎などのリスクを減少させることが可能です。
副反応としては、注射部位の腫れや赤み、発熱がみられることがありますが、多くは1〜2日で解熱します。
まれにアレルギー反応が起こる場合がありますので、接種後はしばらくの間、お子さまの様子を観察することが大切です。
日本脳炎ワクチン
日本脳炎は、ウイルスが原因で発症し、脳炎を引き起こす病気です。
蚊を媒介して感染し、重症化すると意識障害やけいれん、運動機能障害を引き起こす可能性もあります。
現代日本では感染のリスクは低いものの、流行地域では発症例が報告されており、ワクチン接種が重要です。
1期接種
初回接種については3歳~4歳の期間に6~28日までの間隔をおいて2回、追加接種については2回目の接種を行ってから概ね1年を経過した時期に1回の接種を行います。
2期接種
9歳~10歳までの期間に1回の接種を行います。
副反応として、主なものは発熱、せき、鼻水、注射部位の紅斑や腫れ、発疹などで、これらの副反応のほとんどは接種3日後までにみられています。
ごくまれにショック、アナフィラキシー様症状、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、脳症、けいれん、急性血小板減少性紫斑病などの重大な副反応がみられることがあります
MRワクチン(麻疹・風疹混合ワクチン)
MRワクチンは、麻疹(はしか)と風疹を予防するためのワクチンです。
麻疹は非常に感染力が強く、高熱や発疹を引き起こし、肺炎や脳炎の原因となることがあります。
風疹は、妊娠中の女性が感染すると胎児に影響を及ぼす先天性風疹症候群の原因となるため、MRワクチンは重要な予防接種のひとつといえます。
MRワクチンの定期接種は、以下の2回です。
第1期
1歳の1年間(1歳の誕生日の前日から2歳の誕生日の前日まで)
第2期
5歳以上7歳未満で、小学校入学前の1年間
ワクチン接種後の反応として多くみられる症状として、発熱、発疹、鼻汁、咳嗽、注射部位紅斑・腫脹などがみられます。
重大な副反応として、アナフィラキシー、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、脳炎・脳症、けいれん、血小板減少性紫斑病がごく稀に(0.1%未満)報告されていますが、ワクチンとの因果関係が明らかでない場合も含まれています。
ヒブワクチン(インフルエンザ菌b型ワクチン)
ヒブ(Hib:Haemophilus influenzae type b)は、乳幼児に髄膜炎や肺炎、敗血症などを引き起こす細菌です。
ヒブ感染症は重症化しやすく、後遺症を残す可能性があるため、ワクチンによる予防が推奨されています。
初回接種3回、追加接種1回の合計4回の接種が必要です。
水痘ワクチン(みずぼうそうワクチン)
水痘(水ぼうそう)は、水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症で、発熱と全身の発疹が特徴です。
空気感染、飛沫感染、接触感染により広がり、その潜伏期間は感染から2週間程度と言われています。
水痘ワクチンを接種することで、発症を予防するだけでなく、万が一発症しても軽症で済む可能性が高まります。
対象年齢は1歳以上(生後12か月から生後36か月に至るまでの間にある方)で、1歳から1歳3か月未満に1回目、1回目から3か月以上あけて2回目を接種します。
2回目の接種は、1回目の接種から3か月以上経過してから行いますが、標準的には1回目接種後6か月から12か月まで経過した時期に行うこととなっています。
副反応としては、過敏症(接種直後から翌日に発疹、蕁麻疹、紅斑、そう痒)や発熱、発疹などがみられることがあります。
基本的には一過性であり、通常、数日以内に消失します。
予防接種を受ける際の注意点
ワクチン接種前後には、いくつかの注意点があります。
- 体調が良い状態で受けることが推奨されます
- 予防接種当日は激しい運動を避ける
- 接種後30分程度はクリニック内で様子を見る
- 接種後1週間は発熱やアレルギー反応に注意する
小児期にはたくさんのワクチンを接種していく必要があります。
ワクチンの接種歴を確認し、適切なタイミングで接種できるようにスケジュールを管理することが大切です。
薬院天神南さくらクリニックにお任せください

薬院天神南さくらクリニックでは、お子さまの健康を守るため、定期接種や任意接種の両方に対応しております。ワクチン接種のスケジュール管理はもちろん、ワクチン接種や予防接種に関する不安や疑問にも、丁寧に対応させていただきます。
お子さまの成長と健康を支えるため、予防接種をご検討の方は、ぜひ薬院天神南さくらクリニックまでご相談ください。
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