帯状疱疹ワクチン(シングリックス)
帯状疱疹とは

帯状疱疹は、水ぼうそうの原因となるウイルス(VZV:水痘・帯状疱疹ウイルス)が、再活性化(体内で再び活動を始めること)することで発症する疾患です。
子どもの頃に水ぼうそうにかかった方の場合、ウイルスが体内に潜伏しています。
これ自体は普通のことであり、問題とはなりませんが、加齢や疲労、ストレス、病気などによって免疫力が低下すると、体内でウイルスが再び活動を始め、帯状疱疹を発症する可能性があります。
帯状疱疹は、皮膚に水ぶくれを伴う発疹(水ぼうそうのような症状)が出るだけでなく、強い神経の痛みを伴うのが特徴です。
この痛みは、「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれる後遺症として、長期間にわたり神経痛が残ってしまうケースもあります。
高齢者や免疫力が低下している方ほど、帯状疱疹を発症するリスクが高まるため、できるだけ早期にワクチン接種を始めとする対策を行うことが重要です。
※帯状疱疹は、70歳代で発症する方が最も多くなっています。(厚生労働省)
桜クリニックは、福岡市中央区・薬院エリアのかかりつけ医として、地域の皆様の健康を支えるため、安心安全なワクチン接種を実施しております。
帯状疱疹ワクチンをご検討の方、ワクチン接種にご不安や不明点がある方は、どうぞお気軽に桜クリニックまでご相談ください。
シングリックスとは

シングリックスは、50歳以上の方や、基礎疾患のある18歳以上の方を対象とした、帯状疱疹を予防するためのワクチンです。
水痘ウイルス(水ぼうそうウイルス)の再活性化を防ぐことで、帯状疱疹の発症と、その後の神経痛などの合併症のリスクを大きく低下させることができます。
接種方法と接種間隔
50歳以上の者には、0.5mLを2回、通常、2ヵ月の間隔をおいて、筋肉内に接種する。
帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の者には、0.5mLを2回、通常、1~2ヵ月の間隔をおいて、筋肉内に接種する。
基礎疾患のある18歳以上の方とは
疾病又は治療により免疫不全である者、免疫機能が低下した者又は免疫機能が低下する可能性がある者
上記以外で、医師が本剤の接種を必要と認めた者
接種が受けられない方
以下の方は、シングリックス(帯状疱疹ワクチン)の接種を受けることができません。
この予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシーを呈したことがある方
その他、予防接種を行うことが不適当な状態にあると医師が判断する方
現在発熱している方
重篤な急性疾患にかかっている方
接種に注意が必要な方
以下の方は、接種にあたって注意が必要なので、あらかじめ医師に相談してください。
心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する方
これまでに、予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった方
けいれんを起こしたことがある方
免疫不全と診断されている方や、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
帯状疱疹ワクチン(生ワクチン、組換えワクチン)の成分に対してアレルギーを起こすおそれのある方
生ワクチンの接種を希望される場合、輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3か月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後6か月以上置いて接種してください。
組換えワクチンの接種を希望される場合、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方は注意が必要です。
帯状疱疹ワクチン(シングリックス)の接種をご希望の方へ

桜クリニックでは、帯状疱疹の予防を目的とした、帯状疱疹ワクチン(シングリックス)の接種を行っております。
持病や基礎疾患をお持ちの方、現在何らかの病気を治療中という方も、医師が丁寧に状態を確認したうえで対応いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
福岡市中央区・薬院エリアで、帯状疱疹ワクチンをはじめ、各種ワクチン接種を検討中の方は、桜クリニックまでお問い合わせください。
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